あのピクトグラムで、妄想してみた。
こんにちは。九十九田と書いて「つくもだ」です。
突然ですが、皆さんは「ピクトグラム」を御存知でしょうか?
「なんだその横文字は!これだから最近の若者は!」
「俺、赤ちゃんの頃から知ってたwwwwwwwwwww」
「興奮してきた」
反応は人によって様々でしょう。僕も興奮します。
「ピクトグラム」とは、情報や注意を単純な図に表した記号の事です。
例えば、これ。
皆さんにもお馴染み『非常口』のピクトグラムですね。
ここで伝えたい内容は、
「非常口はこっちだ!!!!!!!!!!」
というメッセージただ一つであり、それ以外の情報を省くことによって目的を明確にしています。
ここで僕は考えました。
「この人、何から逃げているんだろう…?」
抽象化されてしまった『非常口』ですが、この緑色の彼の身に起こった非常事態とは一体、何だったのでしょうか?
突如、何者かにビルを爆破されて迫る火の手から出口を目指す…
もしくは、豪華客船から億単位の高級宝石を盗み出して脱出を図る…
はたまた、過酷で悲惨な地下強制労働から逃れるため…
1050年地下行きっ........!
妄想すると、興奮してきますね。
小説を読みながら登場人物の姿を思い浮かべ、漫画を読みながらキャラの声を望みのキャストで脳内再生し、そうして人類は存在しないものを想像で補完してきました。その営みの一種とも言えます。
一方で、こちらを見てみましょう。
『ガソリンスタンド』のピクトグラムです。
…ビールジョッキにしか見えないですね。
残念ながら興奮しません。
続いてはこちら。
街中で見かける『トイレ』のマークです。
このピクトグラムに隠されたストーリーも妄想してみましょう。
男女二人が壁によって隔てられています。この壁は何なのでしょうか?
トイレの壁です。
いや、「トイレの壁」という比喩を用いて「絶対に超えることのできない二人の間の障害」を表しているのかも知れません。
身分の違いにより顔を見ることさえ許されない二人。相手がそこにいることは分かっていても、その笑顔も、その温もりも感じることはできません。
私達の街には、こんな悲しく切ない物語が溢れていたのですね。
お前、ちゃんと水飲めてないだろ。
最後はこちら。
『N700系新幹線』を表すピクトグラムです。表示は地域により異なるので、見たことない方も多いと思います。
…あれ?
あああああああああああああああああああああああああああああ!!?!?!??!!??!?!?!
ピクトグラム、妄想が広がりますね。
九十九田でした。